冬用タイヤ交換時の注意(スタッドレスタイヤ交換時)
おはようございます!
もと佐川男子の行政書士作です。
今日のお話は2022年1月12日にまた起こってしまったタイヤの脱輪事故をふまえて大型車の冬場の脱
輪事故が増加傾向にあることについてのお話です。
以前映画化された空飛ぶタイヤのようなメーカーのリコール等のお話ではなく、自社または整備会社に
タイヤ交換依頼した後点検等の不備によりタイヤが外れるおはなしです。
今回は日本経済新聞にのっていた記事を参考にしてかいています。
大型車のタイヤが走行中に外れる事故がこの10年で12倍に急増しているようです。
原因の1つに冬用タイヤ交換した時の不備もあるのではないかとされていて、不備の原因に2010年のね
じ規格の変更があったのではと指摘されています。
国土交通省によると、重量8トン以上のトラックか乗車定員30人以上のバスのタイヤが脱輪する事故は
20年度に131件が発生。過去最多を更新した。11年度の11件から増加傾向が続いている。タイヤの脱輪
は冬に集中する傾向があるようで、20年度の月別では12月が最多の40件。20年11月から21年2月の発生
が66%を占めた。やはり冬がおおいかんじです。また地域別では約三割が東北で起きているとのこと
だ。不思議と冬用タイヤからノーマルタイヤに代える時は多くないのはスタッドレスタイヤを履きつぶ
すからですかね?
また、傾向として20年度の脱輪事故の95%は左の後輪で起きており右折時は左折時と比べてスピード
が速い傾向にあり遠心力によって左後輪に大きな負担がかかることも要因とされている。
以前の国内規格では右側のタイヤを留めるナットは右ねじ、左側は左ねじだったものが国際規格では左
側も右ねじに変更された。この結果左側ではタイヤの回転とねじが緩む向きが同じになり、締め付けが
甘いと緩みやすくなった可能性があるという。自分がトラックやバスに乗っているときは進行方向でね
じが締まるようになって運転中にねじが締まっていたのに変な変え方をしましたね。
このほかに、運送業者の人手不足により点検が甘くなっているのではないかという声も自分がバスに乗
っている時には、事故したら怖いから丁寧にしていましたが今はそうではないのかも?
以前運行管理者で勤務していた時、最近の人は運行前点検を知らないまた教えていないと感じました。
整備管理者の講習で陸運支局の方が点検の事を声を大にしていってましたが、やはり社長がどれだけ真
剣にやるかでしょうね、事故したら自分が損するということを教えてあげないと大きな事故をすれば取
り返しがつかないですし、事故を回避する運転の仕方を教えないと若い人が事故して運送業から離れて
いくばかりです。元佐川男子として運送屋の楽しさをわかってもらえたらと思います。
本日のお話はこの辺でおわりにします。
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