大阪府、守口市、門真市、寝屋川市、枚方市、東大阪市の建設業許可（大阪府建設業許可119）

ブロック塀の点検

おはようございます！

もと佐川男子の行政書士　さく　です。

今日のお話はブロック塀の点検のお話です。

そもそもブロック塀の事故が発生したときは持ち主の責任となります。

でも持ち主の方が工事をするわけではないですね、

まず点検する箇所のおはなしです。

点検項目①…高さ高すぎませんか？

点検項目②…壁の厚さブロックの厚さは適切ですか？

点検項目③…鉄筋鉄筋はきちんと入っていますか？

　　　　　　　　　　　　点検項目④…控壁控壁はありますか？

　　　　　　　　　　　　点検項目⑤…基礎基礎はありますか？

　　　　　　　　　　　点検項目⑥…傾き、ひび割れ傾きやひび割れはありませんか？

　　　　　　　　　　　　点検項目⑦…ぐらつきぐらついていませんか？

　　　　　　　　　　　　点検項目⑧…その他
　　　　　　　　　　　　　　　塀が土止め壁を兼ねていませんか？
　　　　　　　　　　　　　　塀が土止め壁を兼ねている玉石積み擁壁等の上にありませんか？

では安全な基準です。

2種類あります。

コンクリートブロック塀の場合

点検項目	点検内容
高　　さ	2.2ｍ以下
壁の厚さ	高さ 2ⅿを超える塀で 15 ㎝以上高さ 2m 以下の塀で 10 ㎝以上
鉄　　筋	壁内に直径 9 ㎜以上の鉄筋が、縦横とも 80 ㎝以下の間隔で入っており、縦筋は壁頂部および基礎の横筋に、横筋は縦筋にそれぞれかぎ掛けされている
控　　壁（高さ 1.2ⅿを超える時）	塀の長さ 3.4ⅿ以下ごとに、直径 9 ㎜以上の鉄筋が入った控壁が塀の高さの 1/5 以上突出してある
基　　礎（高さ 1.2ⅿを超える時）	丈が 35 ㎝以上で根入れ深さが 30 ㎝以上の鉄筋コンクリート造の基礎がある
傾き、ひび割れ	全体的に傾いていない、1 ㎜以上のひび割れがない
ぐらつき	人の力でぐらつかない
その他	塀が土止め壁を兼ねていない、玉石積み擁壁等の上にない

組積造の場合（鉄筋が入っていないコンクリートブロック塀を含む）

点検項目	点検内容
高　　さ	1.2ｍ以下
壁の厚さ	各部分の厚さがその部分から壁頂までの垂直距離の 1/10 以上ある
鉄　　筋	━
控　　壁	塀の長さ 4ⅿ以下ごとに壁面からその部分の②の 1.5 倍以上突出している、又は②が必要寸法の 1.5 倍以上ある
基　　礎	根入れ深さが 20 ㎝以上ある
傾き、ひび割れ	全体的に傾いていない、1 ㎜以上のひび割れがない
ぐらつき	人の力でぐらつかない
その他	塀が土止め壁を兼ねていない、玉石積み擁壁等の上にない

では修理したいなぁと思えばどこに相談したらいいでしょうか？

建設業許可も種類がたくさんありますので、どの工事にあたるのでしょうか？

工事金額自体500万円以上になることはないので、あまり気にすることがないかもしれませんが許可を

持っている業者さんは専任の技術者さんの要件はあるので信頼できるのではないでしょうか？

業種	建設工事の例示
石工事業	石積み（張り）工事、コンクリートブロック積み（張り）工事
タイル・れんが・ブロック工事業	コンクリートブロック積み（張り）工事、レンガ積み（張り）工事、タイル張り工事、築炉工事、スレート張り工事、サイディング工事

この2業種でしょうか？得意な工事もあると思うので業者さんに相談するのがいいでしょうね？

今日のお話はこの辺でおしまいです、最後までありがとうございました。

大阪で建設業許可、経営事項審査、産業廃棄物許可、運送業許可をお考えの方は四條畷市の作行政書士

事務所にお気軽にご相談ください、もと佐川男子の行政書士が親切丁寧に対応させていただきますので

よろしくお願いします。