大阪府、守口市、門真市、寝屋川市、枚方市、東大阪市の建設業許可(大阪府建設業許可252)

大阪府建設業許可 建設業許可
忙しい事業主様にかわり確実丁寧に役所等に提出する書類の作成提出をさせていただきます。

開発許可制度

 おはようございます! 

 もと佐川男子の行政書士 作です。

 今日のお話は開発許可制度についてです。(大阪府ホームページより)

 家の近くの駐車場にマンションが建つようで開発許可の看板が出ていましたので今日は開発許可のお話です。

 なぜ開発許可ができたのか

都市計画法では、都市計画区域を以下の区域に区分し、段階的かつ計画的に市街化を図ることとしています。

  「市街化区域」   : おおむね10年以内に市街化を促進する区域
  「市街化調整区域」: 市街化を抑制する区域

これを担保する目的で設けられたのが『開発許可制度』です。

市街化区域内における開発許可(法第29条第1項)

定規模以上(府内は、開発面積が500平方メートル以上)の土地で開発行為を行う場合は許可が必要です。※一部、許可が不要な場合があります。
 

◇許可基準
 開発区域に一定の技術的水準を保たせるための基準(いわゆる「技術基準」)に適合させる必要があります。

  • 開発行為(法第4条第12項)
     主として建築物の建築又は特定工作物(コンクリートプラント等の第一種特定工作物及びゴルフコース、1ヘクタール以上の墓園等の第二種特定工作物)の建設の用に供する目的で行う土地の区画形質の変更をいいます。
  • 区画形質の変更
     次のいずれかに該当する行為をいいます。

    区画の変更
     
    例1 建築物の敷地の区画を統合する場合
     
     例2 建築物の敷地の区画を分割する場合

            区画の変更 [PDFファイル/34KB]  

    形の変更
     造成行為がある場合

    質の変更
     例1 農地、池等の宅地以外の土地を宅地にする場合
     
     例2 区域内に道路等の公共施設が生じる場合

        
       形質の変更 [PDFファイル/34KB]
  •  
  •  マンションを建てるのは開発行為になるので看板が出ていたんですね。
  •  許可が不要な開発行為もあります。

許可が不要な開発行為(法第29条第1項)

  • 市街化区域内において行う小規模な開発行為(府内は、500平方メートル未満)
  • 市街化調整区域内において行う農林漁業のための建築物及びその業務に従事する者の住宅に係る開発行為
  • 公益上必要な建築物に係る開発行為
  • 都市計画事業、土地区画整理事業、市街地再開発事業、住宅街区整備事業、防災街区整備事業の施行として行う開発行為
  • 公有水面埋立法の免許を受けた埋立地で同法の完了告示のない土地における開発行為
  • 非常災害のため必要な応急措置として行う開発行為
  • 通常の管理行為、軽易な開発行為等

開発許可(法第29条第1項)の基準

  • 技術基準(法第33条)
     良好な市街地の形成を図ることや、宅地に一定の水準を確保させるため、次の基準が定められています。
    • 予定建築物等の用途が用途地域等の制限に適合していること。
    • 道路、公園等の公共空地が適切に設計されていること。
    • 排水施設、給水施設が適切に設計されていること。
    • 地区計画が定められているときは、当該地区計画に適合していること。
    • 公共施設及び予定建築物の用途の配分が適切に定められていること。
    • 開発区域内の土地について必要な安全措置が図られていること。
    • 原則として災害危険区域などの災害防止上支障のある土地を含まないこと。
    • 1ヘクタール以上の開発行為については、必要に応じて樹木の保存、表土の保全等の措置や騒音、振動等による環境防止上必要な緩衝帯が設けられていること。
    • 40ヘクタール以上の大規模開発については、鉄道等輸送の面から支障がないこと。
    • 申請者に開発行為を行うための必要な資力・信用があること。
    • 工事施行者に工事を完成させるために必要な能力があること。
    • 開発区域内の関係権利者の相当数の同意を得ていること。
  • 立地基準(法第34条)
     市街化調整区域では、技術基準を満足するほか、次の立地基準のいずれかに該当する場合でなければ許可することができません。
     ただし、第二種特定工作物については、立地基準は適用されません。
    • 周辺の居住者の日常生活に必要な物品の販売、加工、修理等の業務を営む店舗、事業場等のための開発行為(第1号)
    • 市街化調整区域内の鉱物資源、観光資源等の有効利用上必要な建築物等のための開発行為(第2号)
    • 温度、湿度、空気等について特別の条件を必要とする事業の用に供する建築物等のための開発行為(第3号)
    • 農林漁業の用に供する建築物又は、市街化調整区域内において生産される農林水産物の処理、貯蔵、加工に必要な建築物等のための開発行為(第4号)
    • 都道府県が国又は独立行政法人中小企業基盤整備機構と一体となって助成する中小企業者の行う他事業者との連携若しくは事業の共同化又は中小企業の集積の活性化に寄与する事業に必要な建築物等のための開発行為(第6号)
    • 市街化調整区域内の既存工場の事業と密接な関連がある事業に必要な建築物等のための開発行為(第7号)
    • 市街化区域内に建築することが不適当な危険物の貯蔵又は処理に必要な建築物等のための開発行為(第8号)
    • 道路の円滑な交通を確保するために適切な位置に設けられる道路管理施設、休憩所、給油所等のための開発行為(第9号)
    • 地区計画等の区域内において、当該地区計画等に適合する建築物等のための開発行為(第10号)
    • 市街化区域に近隣接する一定の地域のうち、都道府県、政令市、中核市、特例市等(以下「都道府県等」という。)の条例で指定する区域内において、当該条例に適合する建築物等のための開発行為(第11号)
    • 周辺の市街化を促進するおそれがないと認められ、かつ、市街化区域内において行うことが困難又は著しく不適当と認められる開発行為として、都道府県等の条例で定められたもの(第12号)
    • 市街化調整区域が定められた際、自己の居住用又は業務用のための建築物等を建築する目的で所有権等を有していた者が、当該日から6ヶ月以内に届け出て、5年以内に行う開発行為(第13号)

建築許可(法第43条第1項)の基準

  • 技術基準(令第36条第1項第1号)
     次の基準に適合していることが必要です。
    • 排水施設が、敷地内下水を有効に排出できるよう配置され、その排出によって周辺の土地に溢水等の被害を及ぼさないこと。
    • 地盤改良、擁壁の設置等安全上必要な措置がとられていること。
  • 立地基準(令第36条第1項第3号)
     次の基準のいずれかに該当する場合でなければ許可することができません。
    • 法第34条第1号から第10号までに規定する建築物又は第一種特定工作物
    • 都道府県等の条例で指定する区域内において行う建築行為等で、建築物等の用途が、都道府県等の条例で定めるものに該当しないもの
    • 都道府県等の条例で区域、目的又は予定建築物等の用途を限り定められたもの
    • 法第34条第13号に該当する者が建築する建築物等
    • 市街化を促進するおそれがなく、かつ、市街化区域内で建築又は建設することが困又は不適当と認められるもので、あらかじめ開発審査会の議を経たもの

 色々な基準があるんですね倉庫をつくる予定のお客さんも中々建築許可がおりないとはなされていました。

 今日のお話はこれでおしまいです、最後までありがとうございました。

 大阪で建設業許可、経営事項審査、建設キャリアアップ、産業廃棄物許可、運送業許可をお考えの方は四條畷市の作行政書士事務所にご相談ください、もと佐川男子の行政書士が親切丁寧に対応させていただきますのでよろしくお願いいたします。

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