大阪府、守口市、門真市、寝屋川市、枚方市、東大阪市の建設業許可（大阪府建設業許可130）

現場代理人及び監督員の選任等に関する通知

　おはようございます！

　もと佐川男子の行政書士　さく　です。

　今日のお話は現場代理人や監督員を選任したときについて元請人が下請人にしなければいけないこと

ですです。

　請負人は、工事現場に現場代理人を置く場合は、その現場代理人の権限に関する事項及びその現場代

理人の行為についての注文者の請負人に対する意見の申出の方法を、書面により注文者に通知しなけれ

ばならないときめられています。
　

　また、注文者は、工事現場に監督員を置く場合は、その監督員の権限に関する事項及び当該監督員の

行為についての請負人の注文者に対する意見の申出の方法を、書面により請負人に通知しなければなら

ないときめられています。（建設業法第19条の２）

全員が周知できるように必ず書面で通知してください。

次は下請け人にとって大変怖い制度です。

　注文者は、請負人に対して、建設工事の施工につき著しく不適当と認められる下請負人について、そ

の変更を請求することができます。
　

　ただし、あらかじめ注文者の書面による承諾を得て選定した下請負人については、この限りではあり

ません。（建設業法第23条）

　施工が不適当の基準が注文者が建設会社なら基準もわかりますが、個人さんで注文住宅などの施工の

際に基準といわれても安全面の話もあるので現場の人と話がなかなか通じないかもしれませんね。

　元請負人は、その請け負った建設工事を施工するために必要な工程の細目、作業方法等を定めようと

するときは、あらかじめ下請負人の意見をきかなければなりません。（建設業法第24条の２）

　元請さんは下請け業者さんが何人もいてるので、お互いに仕事がやりやすいように調整してください

という規定ですね。

　工事が完成してから引き渡しの期間も決められています。

　元請負人は、下請負人からその請け負った建設工事が完成した旨の通知を受けたときは、その通知を

受けた日から20日以内のできる限り短い期間内に、その完成検査を完了しなければなりません。
　

　また、完成検査の完了後、下請負人が申し出たときは、直ちにその建設工事の目的物の引渡しを受け

なければなりません。
　

　ただし、下請契約において定められた工事完成の時期から20日以内の一定の日に引渡しを受ける旨の

特約がされている場合には、この限りではありません。

　20日と直ちですね、今日のお話はこれでおしまいです、最後までありがとうございました。

　大阪で建設業許可、経営事項審査、産業廃棄物許可、運送業許可、古物商許可、車庫証明をお考えの

方は四條畷市の　さく行政書士事務所にお気軽にご相談ください、もと佐川男子の行政書士が親切丁寧

に対応させていただきますのでよろしくお願いします。